柔和の会とは

団体概要

 柔和の会は、伝統芸能・文化の魅力を幅広い世代の方に発信することを目的に、2022年に発足した一般社団法人です。


 伝統芸能・文化に触れる機会創出のため、体験教室・ワークショップ開催や、古典芸能お茶などを掛け合わせた新たなエンターテイメントの企画に取り組んでいます。

 「若者の伝統文化離れ」「馴染みがない」など、年々関心が薄れているという現状を受け止め、時代に適した普及活動について考察し実行していくことが、古き良き伝統を守り、次なる世代へ継承することに繋がると考えています。


 柔和の会という名称には、「かたく・難しいイメージである伝統を、新しいものと掛け合わせ調和させていくことで、より多くの方に身近に感じてほしい」という願いを込めています。

これまでの活動

 柔和の会の先駆けとして、2018年頃より料理と三味線のコラボ「三味線ラウンジ」や、お茶と料理のワークショップ「茶暦セミナー」を開催してきました。

 「三味線ラウンジ」は、料理に合わせて音楽を添えて五感を使って召し上がっていただく催し物です。歌舞伎の舞台で使われている「黒御簾音楽」を用い、食材や季節にちなんだ演奏を行うことで、ただ食事を楽しむのではなく、そのときの音や空間までも一緒に堪能できる新しいエンターテイメントです。

 「茶暦セミナー」は、桃の節句や端午の節句など、日本の五節句とその行事食などをテーマにした料理を楽しみながら「お茶」について学び体験するワークショップです。